2025.03.03 UP
脆弱性の放置や業務効率の低下・システムの不安定化など、 2025年10月14日以降あなたのPCが危険な状態かも…!?
今回、Windows 10およびOffice 2016/2019のサポートが、2025年10月14日に終了することが決定しました。
サポートの終了に伴い、セキュリティ更新プログラムの提供が停止され、脆弱性が放置されるリスクが高まります。
また、最新のソフトウェアやハードウェアとの互換性が失われ、業務効率の低下やシステム全体の不安定化を招く可能性もございます。
そこで今回はこちらの件に関して詳しくご紹介していきます。
自身が対象ユーザーか確認する方法もご紹介させていただきますので、
このコラムとともにPCに降りかかる危険を回避していきましょう。
まずはWindows 10およびOffice 2016/2019のサポートが終了することでもたらすリスクをご紹介していきます。
①セキュリティリスクの増大
脆弱性に対する修正プログラムが提供されなくなり、マルウェア感染や情報漏洩のリスクが高まります。
②業務効率の低下
最新のソフトウェアやハードウェアとの互換性が失われ、業務効率が低下する可能性があります。
③システム不安定化
不具合やエラーが発生した場合、メーカーからのサポートを受けることができず、システムが不安定になる可能性があります。
ここからは自分がその危険になるかもしれない対象ユーザーなのか、 確認する方法をご紹介していきます。 普段はあまり見ない・把握していないという方もぜひ確認してみてください。
画面左下Windowsマークの「スタート」をクリック
歯車マークの「設定」をクリック
画面左上の「システム」をクリック
「詳細情報(バージョン情報)」をクリック
「デバイスの仕様」と「Windowsの仕様」を確認する
もし自分が対象ユーザーだった場合、 「サポートが終了するまでに間に合えばいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、移行の検討はこのコラムを読んだ後すぐにでもしてみてください。 なぜ今するべきなのか、そのポイントが以下になります。
①セキュリティ対策
サイバー攻撃は日々高度化しており、古いOSやOfficeを使い続けることは、企業にとって大きなセキュリティリスクとなります。
②業務効率向上
最新のOSやOfficeは、新しい機能や改善された操作性により、業務効率の大幅な向上が期待できます。
③コスト削減
サポート終了後も使い続ける場合、セキュリティ対策やシステム維持にかかるコストが増加する可能性があります。
④最新技術の活用
最新のOSやOfficeは、AIやクラウドなどの最新技術を活用した機能が搭載されており、ビジネスの可能性を広げます。
※現在Windows10をお使いの方の中には、無料で11へアップデートできる方もいらっしゃいます。もし無料でアップデートできる場合は、なるべく早めにアップデートすることをおすすめします。
そしてもう1つ、近年、パソコンの価格は上昇傾向にあります。 MM総研によると、2023年度上期の平均出荷単価は同6000円増の1万5000円となっています。 背景には、高性能なCPUやメモリの搭載に加え、円安の影響も考えられます。 また、教育現場におけるPC入れ替え需要も活発です。 文部科学省は「GIGAスクール構想」に基づき、端末の更新や予備機の整備に多額の予算を計上しています。
NECも昨今の円安の影響を受け、2024年7月1日よりビジネスPCの値上げを発表しています。 希望小売価格の値上げ率は概ね5%程度を予定しており、今後も同様の動きが広がる可能性があります。
Windows 10およびOffice 2016/2019のサポート終了が迫る今、最新OS・Officeへの移行は喫緊の課題です。 サポート終了間近では、品薄状態や必要以上の性能の高いパソコンしか残っていないなどの問題も考えられます。 セキュリティリスクの軽減、業務効率の向上、コスト削減、そして最新技術の活用のためにも、今すぐ移行をご検討ください。
弊社では
など、お客様が安心してこの問題を解決することができるサービスをご提供しています。 専門のスタッフがお客様のご要望を丁寧にお伺いし、最適なソリューションをご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。